便器の底に茶色の汚れ 尿石を落としやすくするポイントとは?
アキママです^^いつもご訪問してくださり
本当にありがとうございます!
大雪警報が出ていたとき、用を足せないなぁ〜
と心配で、テレビで言ってた水道管に
タオルを巻くというのを真似て
無事、水道が凍らなかったのでホッとしました^^
トイレと言えば便器、便器と言えば汚れ
便器の底に茶色の汚れがついてしまい
なかなか取れなくて
割り箸やドライバーなどの道具でこすってはいませんか?
今、このサイトに来てくださっているのは?
主婦の方で、トイレ掃除もやってるはずなのに
便器の底に茶色い汚れがついてしまい
取れないのではないでしょうか?
なんで、便器の底に汚れがつくの?
って思ってしまいますが
この便器の底につく茶色い汚れについて
今回はお話ししたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします^^
管理人は掃除屋の嫁で、お掃除の現場にも行きます。
年間に2〜300器ほどの便器の掃除をし思うのですが、
便器の底の茶色汚れも見た目よりも
簡単に落ちるものと落ちないものがあるなと思います。
身近でよく聞く話や、ネットで調べていると
便器の茶色い汚れは落ちるよ!という方と
落ちない!という方がいらっしゃるようです。
その違いは
放置期間と水を流す回数が少ないからかな?
と経験上思います。
管理人が掃除屋の現場で
実際に便器の底の茶色い汚れを
見てきて思うのが、ほんとに濃い茶色の汚れでも、
ちょっとこすっただけで取れたり
尿石専用の業務用洗剤を
塗ってこすってと繰り返しても取れない汚れがあります。
疑問に思うのが、便器の底についてしまう茶色い汚れって
どうして付くの!?って思いますよね?
尿は、だいたいが黄色いもので
なんで、茶色の汚れ?になるのってね^^;
そこで、管理人自信もちょっと調べてみたのですが
トイレの便器は、人の排泄物を処理するところですが
そんな便器の中って、やっぱりばい菌がいるらしいです。
そのばい菌たちは、私たちが排泄する尿を分解して
アンモニアを作り出すそうです。
よく言う、トイレが臭い!あるいはアンモニア臭い!
って、よく言いますよね?その臭いの原因の1つ。
その臭いを作るだけではなく、アンモニアは便器の中を
アルカリ性にしてしまい
そして、アルカリ性になった便器には尿に含まれている
カルシウムなどがくっつきやすい状態になってしまい
少しずつ積み重なっていき、あのカチカチの尿石になります。
あ、白いカチカチした尿石のようなものも便器に
ついていることがあると思いますが
管理人は、あの白いカチカチしたものは
水道水に含まれるカルシウムだと思います。
白いカチカチしたものは、主に便器の水が出る部分から
排水部分にかけて筋状についている場合が多いので
水道水に含まれるカルシウムもつきやすい
状態になっているのだと。
で、この厄介な茶色な尿石を落すためには
酸性の洗剤を使いますが、アルカリ性の汚れというと
尿石や黄ばみ、手垢などです。
逆に、酸性の汚れを落すには
アルカリ性の洗剤を使います。
酸性の汚れというと、アンモニア臭と
簡単に言えばばい菌ですね。
これが、トイレには2つの汚れがあると言われる。
アルカリ性→尿石や黄ばみ
酸性→アンモニア臭や菌です。
はじめに、この茶色の汚れは
落ちやすいものと落ちにくいものがあると
管理人の経験上、そう思ったのは
まず、水を流す回数が少ないかなと感じています。
ひとり暮らしだったり、家族は少なく昼間は仕事でいない
なので、ほとんどトイレは使わないからキレイなはず・・
そう思うかもしれませんが、使わないトイレほど
尿石や黒ずみ、いわゆる水位の部分につく
「わっか」がつきやすいです。
トイレは、やっぱりキレイにしていても
人の排泄物を流すところなので
ばい菌は少なからずとも潜んでいます。
なのではじめにお話した通りばい菌が尿を分解して
アンモニアを作り出し尿石を付きやすくする。
用を足して、水を流したとしても
次にトイレに行くまでの時間があけば
残った尿が乾き、カルシウムだけを更に残しやすくする。
少しずつ残ってきた尿石の部分は
水を流しても流しきれず
ドンドン積み重なってくるものです><
また、便器をこする回数が少ないと
ドンドン固くなってしまいます。
特に、水底に溜まっている茶色い尿石は
上に積み重なってくるので
ほんと、石のようにカッチカチになっています(汗)
ここまでくると、管理人は業務用の強力な
洗剤で浸け置き、ヘラや耐水ペーパーで
何度もやりますがビクともしない場合もあります。
お客様にはきちんと説明をし、作業を終わらせます。
滅多にないですけど
いやいや、面倒じゃないんですよ^^;
酸性の洗剤は、塩酸のようなものなので
使いすぎると素材を痛めますし
無理に尿石を取ろうとすると
便器を割ったりする可能性もあるからです。
あと、茶色い尿石とは言えど、盛り上がった尿石ではなく
水底一面についた尿石は、わりと落としやすいです。
一般家庭で使う酸性洗剤と言えば
サンポールが有名でロングセラー商品ですが
このサンポールがご家庭で使うには
一番、取りやすいと思います。
酸は、固い石でも溶かしますが
それは塩酸などの強いもので
サンポールは、弱めの酸で尿石くらいは十分解かせます。
サンポールを使うときのポイントとしては
水が溜まる部分は、そのままサンポールをかけても
水で薄まってしまうので
灯油を入れるポンプや雑巾に水を含ませ
水を空にしてしまいます。
そこにトイレットペーパーを引きつめサンポールを流し込み
30分ほど放置します。
1時間〜2時間放置とも言われる方もいますが
管理人は、根気よくやったほう
便器に負担がかからないと思っています。
今日30分、1週間後にまた同じように30分
それでも取れないなら2週間後に30分と
期間を開けたほうがいいです。
なぜなら、やっぱり酸です。
長く浸け置きした後に、こすったりすれば
素材もキズが付きやすくなると感じます。
管理人は、掃除屋ですがスタッフは職人なので
薬品と道具の使い方は
加減と手加減が重要ポイントになっています。
このちょっとしたポイントがずれると
キズをつけたりするので
一般のご家庭で尿石を取られる場合は
根気よく期間をあけてやった方が
キズをつけにくく尿石が取れるかと思います。
本当は、水を流す回数を増やしプラスしてトイレを使う
3〜4回に一回でもいいのでトイレブラシで、
便器内を軽くこするのがおすすめです。
特に、水底の四隅と奥の部分はブラシが届きにくいので
そこだけは、丁寧にこするとだいぶ違ってきますよ。
ここまでお話した事をまとめてみますと、
掃除屋の嫁の管理人が年に2〜300器
トイレ掃除をしてきて
便器の水底の茶色い汚れ、尿石が落ちやすい
落ちにくいのがあると言うのは
放置期間が長すぎる(トイレ掃除回数が少ない)
のが一番の原因と思うのと
残ったアンモニアを極力残さないために
水を流す回数を増やすことかなと
プラスして、排泄物を流すその後に
もう一度トイレブラシで便器内全体をこする。
水道代が上がる!管理人もそう思いましたが(笑)
尿石が取れなくなくなり、本格的に
掃除する時には手がかかる
あるいは、尿石がカッチカチに
石のように固くなりどうにもならない・・
そうなった場合を考えると、
ちょっと上がるくらいならと考えました。
(そんなにあがりませんでしたよ)
それに、サンポールを使って
浸け置きしてお掃除するのも
結構、手が掛かるし面倒臭いものですから
こまめにを心がけることが少しは楽じゃないかと
トイレがキレイだと気持ちがいいと思いませんか?
トイレの神様がいるとか
女性はキレイになるとかいいますしね^^
また、トイレ掃除は心のお掃除ともいいます。
心のあり方も変えられると信じてやってみるのも
良いことだと思います。
数週間後、数ヶ月後、尿石以外にも
感じる思いがあるかもしれませんよ^^
管理人もアキママもそうでしたのでから
ちょっと試してみるのもアリです!
アキママのひとり言
トイレの黄ばみや黒ずみを取るには「サンポール」
昔から、トイレ洗剤=サンポールって思ってた。
17年前、家を新築した時に合併浄化槽を設置して
汲み取り式とは違い、2ヶ月に一回業者の人が点検と
バクテリアを入れていってくれる。
たまに家の中や浄化槽周辺が臭う時は
バクテリアが弱っている可能性があるらしく
(ブロアーが壊れかけている時もだけど)
浄化槽の管理業者の人が、サンポール使ってない?
って聞かれたことがあり「使ってます」と答えたら
あーダメダメ!
「サンポールは、バクテリアが死ぬから使わないで」と
それだけではなく、合併浄化槽なので
トイレもお風呂も台所の汚水も
全部、同じところに流れるので、
入浴剤もハイター類もよくないって(汗)
えーーっ!じゃあ、どんどん汚れるやん!と言おうとしたら
たまーに、少量使って水を多めに流すか、
トイレは浄化槽用のサンポール使うといいって。